ビジネスコンプライアンス検定は会社で申込可能!「コンプラ対策情報室」      

ビジネスコンプライアンス検定には団体受検という制度があり、社員がまとめて受験することができるようになっています

ビジネスコンプライアンス検定には団体受験がある

コンプライアンスの概要や意味を総合的に理解することに役立つことから、コンプライアンス教育の推進策の一環として、ビジネスコンプライアンス検定が大手企業を中心に広く利用されています。

ビジネスコンプライアンス検定は、個人で受験する事も可能ですが、企業や団体の施設を使った、団体受験も行われています。

どのような手続きで、団体受験は行えるのでしょうか。

団体受験を行うためには、事前に受験会場としての申請が必要となります。申請後、試験実施団体として登録をされれば、団体受験が可能となります。

申請条件は、「企業や各種法人・教育機関などの団体であること」となっています。受験者数の制限(最小人数)はありませんので、試験会場として登録さえ行っておけば、受験人数は極端な話、1人からでも問題ありません。

申請に関する費用は一切不要です。

必要になるのは、受験者の人数分の受験料と申し込み手数料の2,100円のみです。社員の受検料を企業が負担するような場合には、特に利便性が高いといえます。

企業で関係者が同時に受験することが可能

団体受験を行うメリットとして、実施日程の柔軟性があります。

ビジネスコンプライアンス検定の初級に関しては、5ヶ月程度定められた実施認定期間内ならば、団体が自由に日程を設定できるという点が挙げられます。

個人受験の場合には、例年ですと2月と8月しか試験は実施されていません。企業が主導して受験を促す場合には、この2月と8月に合わせるかたちで研修日程などを組む必要があります。また、たまたま試験日が会社のイベントにあたるような場合や、サービス業ならば受験日が日曜日にあたる場合には、スケジュール的に受験を見送るような必要性が出てきます。

団体受検であれば、企業の都合で「受験日」を定めることができますので、業務に支障のない日を設定することができます。また、研修や勉強会などを都合よくスケジュールリングしながら試験日を設定することもできますので、体系的なコンプライアンス教育を行いやすいというメリットがあります。

つまり、コンプライアンスの概要や意味を一から教育した最後の関門として受験するというカリキュラムも不可能ではないということです。

さらに、社員は自分の会社で受験することができますので、過度に緊張することなく試験を受けることができるほか、会場間違いなども避けることが可能です。

受験時間も自由に決めることができますから、企業内で受験者を募ってビジネスコンプライアンス検定を実施するという方法もできます。団体受験という制度は、非常に可能性の広がる制度であるといえます。

 

コンプライアンス検定について

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