まずは初級に挑戦して知識を試してみる、理解をしながらじっくりと初級から上級へと進んでいくのが理想的。

問題数は1問の違いでも時間は1時間も違う

ビジネスコンプライアンス検定は、既に2万人以上の方が受検している検定です。

その出題形式や問題は、どのようになっているのでしょうか。

ビジネスコンプライアンス検定はWEBによるテスト形式といわゆる通常の筆記試験があるのですが、一般的に受検することになる筆記試験において、初級は問題数が40問、全てマークシート方式となっています。

上級の問題数は、41問と初級に比べて、問題数が1問増加しています。40問は初級と同様にマークシート方式ですが、残り1問に関しては記述形式となり、出題形式に違いが見られます。

また、試験時間にも違いが見られ、初級は1時間(60分)、上級は2時間(120分)となっています。

上級においては、記述形式の問題が追加され、その時間に1時間が割り当てられているようなイメージです。となると、記述形式の問題は1時間を使って解くレベルの、相応の難問であると考えることができます。

初級は基本・上級は実践

初級では、コンプライアンスの基本的な意味や知識の理解度を問われます。

しかし、上級では基本的な意味を踏まえた、実践的な知識を問われることになります。その他にも、初級では基本的な法律知識や健全な価値判断基準が求められますが、上級では高度な法律知識や意思決定基準が求められます。

これは、コンプライアンス経営の推進者であるかないかの違いを意味していると言えるでしょう。

初級は現場での活用重視、上級は現場での指導重視、というようにイメージすると分かりやすいかも知れません。

合格率は初級・上級ともに50%程度となっていますが、上級の場合には初級50%をクリアした人のうちさらに50%ということになりますので、いきなり上級を受検するならば25%程度の合格率を予想することができ、これはかなりの難関試験であるといえそうです。

 

コンプライアンス検定について

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