上場企業など大手企業であればコンプライアンス対応は行われていて当然のことです

コンプライアンスの原点と呼ばれる思想とは

法令遵守を意味するコンプライアンスですが、その原点と呼ばれる思想があります。

上場企業のコンプライアンスの考え方(画像)コンプライアンスとは、どのような思想の意味を原点とする言葉なのでしょうか。

コンプライアンスとは、「適切かつ公正な企業活動を行うこと、そしてそれを通して社会貢献を行う」という思想の意味を原点とする言葉と言われています。

企業のブランドイメージを売りとしているような上場企業が、法律の網目を掻い潜るような行為(いわゆるグレーゾーンによるビジネス)を行っていると、世間へ多大な影響を与えることとなります。

上場企業というのは、株式を公開している存在であり、誰でも購入できることを考えると、日本を代表する企業群と言い換えることができる。このような上場企業には、日本国内における他の企業の模範となる態度や対応が求められています。

上場企業においては特にコンプライアンスが求められる

コンプライアンスは、全ての企業・団体・組織に対して要求されるものであり、ことです。

とりわけ、上場企業に関しては、日本を代表する企業であり、かつ、ステークホルダーの目も厳しく、適正な情報開示が常日頃から求められる存在です。そこで、コンプライアンスを積極的に推し進めるべき対象となっています。

では、上場企業はどのように推し進めていくべきなのでしょうか。

ここで重要となる思想が、「常識が法律である」という考え方です。

この思想に基き、法令遵守を基盤としながらも、企業理念や倫理規定・社会貢献などを、他の企業よりも積極的に上場企業は取り組んでいく必要があります。

上場企業は社会に与える影響が特に大きく、消費者(お客様)から多くの期待を背負っていることも事実です。上場企業が率先してコンプライアンスに取り組むことは、日本全体の社会を良くすることはもちろん、中小企業や小規模事業者などにも、コンプライアンスへの関心を持たせることができます。

上場企業を起点にして、その他の企業・会社やあらゆる組織体にコンプライアンスの取り組みが波及していくことは、それが社会をより豊かにすることの善循環を作ることができると言う点でも、極めて重要な意味を持つといえます。

新たなものというのは、誰かが率先して取り組まなければ社会全般には広がりませんが、コンプライアンスに関しては、上場企業がその役目を担っているといえるでしょう。

 

コンプライアンスを自分なりに解釈する

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