受験者はコンプライアンス知識の修得必要性が高い社会人が中心、社会人が受験の中心となっているのは実務的な内容が多いからです。

大都市圏で実施されているコンプライアンス検定

コンプライアンスを全般的に理解するために役立つ資格として、ビジネスコンプライアンス検定が注目されています。

試験は、毎年2月と8月に実施されており、申込期間はそれぞれ4ヶ月程度設けられています。(2019年度時点)

初級と上級、どちらも同じ日に行われますが、試験時間は午前と午後に別れています。そのため、同時に受験する事も可能となっていますが、1日中試験を受け続けるのはたいへんだと考えられます。

上級の取得を考えている人は、上級だけを受検するか(初級を持っていなくても上級の受検は可能です)、まずは初級を受検してステップアップしていく方法をおすすめします。

ビジネスコンプライアンス検定は、札幌、仙台、東京、横浜、新潟、静岡、名古屋、大阪、広島、福岡といった大都市で実施されています。

会場は、専門学校・大学や貸会議室など、都市によって異なりますので、きちんと会場の確認を行いましょう。

当日は、受験時間に遅れて到着してしまうと、受験資格が無くなる事もあるので、準備を含めた受験の意味がなくなってしまいます。

そうならないよう、余裕を持って会場へ向かうように事前の確認が重要です。

社会人が受験者の大半を占める検定試験

ビジネスコンプライアンス検定の受験料は、初級が税込5,500円、上級が税込8,000円です(2019年現在)。

数年前までは、初級5,200円、上級7,500となっていましたので、初級が300円、上級が500円となっています。今後も、消費税率の変更や社会情勢によって変更が予想されます。

いずれにも、金額がアップすることはあっても、安くなるということはないでしょうから、早めに受検しておくと良さそうです。

決済の方法にはいくつか種類があるので、都合の良いものを選択してください。

コンプライアンス検定を受検している受検者層ですが、学生は少ないようです。

受検者の大半は、ビジネスマンの中でも、コンプライアンスに興味がある意識の高い人と社内でコンプライアンスを推進する立場の人でしょうから、合格するためにはそれなりの学習が求められます。

興味本位で受験しても合格は難しいでしょう。初級はマークシートだから運が良ければ合格できるかも?という冷やかしで受検して合格・認定されるほど甘い試験ではありませんので注意してください。

 

コンプライアンス検定について

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