コンプライアンスとは、そもそもどのようなものでしょうか。日本におけるコンプライアンスの中身を確認しましょう。

コンプライアンスって簡単?難しい?

最近は、コンプライアンスと言う言葉も特にビジネスシーンにおいて身近になりつつあります。しかし、身近になった反面で、言葉そのものが容易に独り歩きをしているということも現実的にはいえるのではないでしょうか。

コンプライアンスとは?の画像日本では、コンプライアンスというのは「法令遵守」と訳されていますが、実際にはこの訳だけでコンプライアンスを語ることはできません。

ことさら、日本では言葉が曖昧になりがちです。そもそも日本語自体が曖昧なものが多いわけですが、コンプライアンスも曖昧なままに解釈され、独り歩きをしているような気がします。

例えば「コンプライアンスは法令遵守と訳されるから、法律を守って仕事をすることを言っている」というように。

これは間違いではありませんが、本来のコンプライアンスは法令そのものを遵守するということを指しているのではないにも関わらず、このような解釈が本当に多くなされているようです。

上場企業での管理職であっても、コンプライアンスという言葉の本質的な意味を誤解し、時に自らの都合の良いように解釈してしまっていることもあります。

だからこそ、企業の不祥事はなかなか減らないということもいえるのです。

むしろ、最近ではSNSやyoutubeによる「バイトテロ」と呼ばれる事件が横行しているのですが、これこそコンプライアンスが守られていない事例です。反面教師とするならば、今後はアルバイトに対してもコンプライアンス教育は必須になってくるでしょうし、それができなければ企業のブランドイメージを大きく失墜するリスクを自ら負わなければならないという時代になってきました。

まずは正確にコンプライアンスについて理解を深めるとともに、言葉の意味や日本でのコンプライアンスという言葉の使い方、変遷などをみておくのが好ましいと思います。

 

コンプライアンスを自分なりに解釈する

コンプライアンスについてまずは確認をしてみてください。

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